今日の飛行船スマイル号(岐阜県輪之内町/六本木ヒルズ)

一週間ぶりのスマイル号。

係留地へ。

木陰から怪しい男たち・・・ではなくグランドクルーと船長がやってきた。

グランドクルーには女性もいる。

「今日はいい天気だぜ」と話している、ような?

マストオフ。

この日はフェリーフライトの前に10分程度の短いフライトがあった。

どことなくヨーロッパのような田園風景。

今度こそフェリーフライト。

青空の中を・・・

一路東京へ。行ってらっしゃい。

東京。ミルクを混ぜたような色合いの夕暮れ。

夕陽も輪郭がぼやけて。

朝見た飛行船がここいいる。

ヒルズに接近するスマイル号。「飛行船来たよ!」みんな喜ぶ。

レインボーブリッジとスマイル号。

東京タワーにもこんにちは。

ピンク色の夕空。

進路を北西へ。渡良瀬川までもうひと飛び。
飛行船を追いかけるには飛ぶのが一番。
しかし、飛行機をチャーターするお金はどこにもありません。
車ではどうか。最高時速は早くても、あいにく日本の道路は飛行船を追いかけるためには作られていません。空を見ながら運転して事故を起こすのも論外。
では、電車なら?
のんびり各駅停車はだめだけど、日本には世界に誇るシンカンセンがある。時速200km超はスマイル号が飛ぶスピードの2倍です。
と、くどくど前置きするまでもなく、一度新幹線での追っかけをしてみたかったのです。(僕だけだろうけど)こんなゼイタク旅行はほかにないと思う。
今日のスマイル号は岐阜県輪之内町から栃木県藤岡町へと係留地を移動します。
できるだけ早く追いかけようと、レンタカーは名古屋駅ではなく岐阜羽島駅で借りることにしました。
夜行バスを名古屋駅前で降り、名鉄電車で岐阜羽島(名鉄新羽島)へ。
朝一番で車を借りると、輪之内町の係留地までは約20キロ。30分もかからずに着きました。
青空の下、緑の木立に囲まれて、うずくまるようにしてふわふわ浮いているスマイル号。
立ち入りも規制されていないようなので、スマイル号の近くまで行ってみることにしました。
緑に囲まれた原っぱは、何もないけれど飛行船がいるだけで特別な空間です。
この日は、栃木へのフェリーフライトの前に、10分間ほど短いフライトがありました。これは写真を撮る身にすればうれしい誤算です。シャッターチャンスが増えるのですから。
一度着陸したスマイル号は、しばらくしてからまた空にふわりと舞い上がりました。離陸時刻は10時半。
そして今度は振り返りもせず、まっすぐ名古屋に向けて小さくなっていきました。
いよいよ追いかけ開始です。
まずは岐阜羽島駅まで戻ってレンタカーを返し、急いで新幹線のホームへ。折よく入ってきた《ひかり》に乗って名古屋まで行き、《こだま》に乗り換えます。
途中でスマイル号を見かけて追い越したなら、駅のホームから撮ろうという魂胆なのです。
しかし、こんな安直な方法は神さまが許してくれませんでした。
新幹線の窓にへばりつくようにして空を見てもスマイル号はどこにも見えず、途中の新富士駅ホームで2時間待ってもスマイル号は現れませんでした。
しかたなく、何も撮らずに東京へ。こんなことなら、スマイル号が飛び立った後の係留地でゆっくりすればよかった。
輪之内町の係留地で出会った人の中には面白い(かわった)人が集まっていました。
車で来て三日間そこに泊まり込んでいるという人や、スーツ姿で出勤前に立ち寄ったという人、夜中に京都から浜松まで新幹線を撮りに行き、そのまま引き返してきたという人などなど。
いったい何が彼らをそうさせているのでしょう。飛行船に取り憑かれた人は普通の人とは何かが違うような気がします。
え、僕?
東京に着くと六本木ヒルズへ向かいました。
今までの展望台の上にスカイデッキというオープンエアの展望台が新しくオープンしたので、そこでスマイル号を待ちます。
17時。西の空はすべて光化学スモッグのようなガスに覆われていますが、横浜とおぼしき方角の空に小さな丸い粒が浮かびました。輪之内町を飛び立ってから6時間半かけて東京の空にやってきたスマイル号。
美しい緑の野山はなく、見渡す限り大小のビルが広がる東京です。
渋谷、新宿の上を飛び、それから六本木ヒルズをぐるりと回り込むように一周すると、新しい係留地へと再び靄の中へ消えてゆきました。
一日に二つの場所で同じ飛行船を見る。
これはやっぱりぜいたくだっただなあ。
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