E.ニッセン・スマイル号2008

2008.06.16

今日の飛行船スマイル号(石狩係留地/札幌)

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朝のスマイル号。
 
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ゴー! の合図で草の上を滑り出す。
 
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離陸。
 
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曇り空を飛ぶ。
 
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札幌市内へ。
 
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羊ヶ丘から遠くの空に。
 
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晴れていたらなあ・・・とため息。大きな銀色の建物は日ハムの本拠地札幌ドーム。
 
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「あー、スマイル君。ちょっと待ってくれたまえ」
 
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わずかにエンベロープが光り始めた。豊平橋から。
 
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ときおり低く垂れ込めた雲の中に隠れてしまう。悪条件の中のフライト。
  
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飛び続ける。
 
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今年のスマイル号のラストカット。また来年。
  
 
飛行船を撮るとき、朝から雨だと精神的に半分くらいは落ち込みます。
絵文字にある右肩下がりの矢印がぴったりくる。
それでも係留地へ行き、かすかな風に揺れている飛行船を見るとほっとするのです。
 
空は分厚い雲に覆われていますが、昨日までの北からの強い風は南からの微風に変わっていました。
 
10時前にグランドクルーが到着し、てきぱきと離陸の準備。
スマイル号はマストオフするとワイヤーを引かれて係留地の隅っこへ連れて行かれます。
プロペラが90°垂直になるNTと違って、ライトシップA60という機体は離陸するためにある程度の滑空距離が必要になります。プロペラが回転数を上げ、およそスマイル号3機分、約100メートル程度を滑るように飛ぶと、スマイル号はふわりと曇り空に舞い上がりました。
 
今日は本フライトの前に関係者用のショートフライトをしてから札幌へ向かったスマイル号。
今夜には東京に帰らないといけないので、僕もスマイル号を追いかけて札幌へ向かいました。
 
車で移動するときには、ごちゃごちゃした街の中で撮るのはちょっと億劫になります。なにより駐車場を探すのがやっかいで、お金もかかる。
なので僕は、あちこちで渋滞している札幌の中心部を抜け、市街地の南の端にある羊ヶ丘公園へ向かいました。
 
小高い丘陵地帯を登るとぱっと視界が開け、札幌の東側(新さっぽろ周辺)が見渡せます。
肝心のスマイル号は? と頭を巡らせると、ちょうと木立の影に隠れてしまうところ。写真を撮る間もなく千歳方面へ飛び去ってしまいました。
 
このまま待っていれば、また戻ってくるはずです。 
丘を訪れた観光客がほぼ間違いなくクラーク博士の真似をするのを眺めながら、一時間ほどたたずんでいると、再びスマイル号が姿を現し、今度は江別方面へと遠ざかって行きました。
 
1.2の視力があれば、スマイル号が砂粒ほどに小さくなっても、どこを飛んでいるのかがわかります。午後2時を過ぎると、スマイル号は札幌に戻ってくることなく、(おそらく石狩川の上を飛んで)係留地に戻っていきました。
 
戻るのが早いので、もう一度飛んで来るだろうと思って羊ヶ丘で待っていましたが、夕方になっても飛んでくる気配がありません。
丘を降りて豊平川まで来ると、札幌の中心部をぐるぐると旋回するスマイル号が見えました。分厚く垂れ込めた雲の下を飛び続けています。
今年のスマイル号もいよいよこれで見納め。
だんだんと暗くなってくる札幌の街を走りまわり、帰りの飛行機を出発時刻を気にしながら粘ります。
18時23分、大通公園でほぼ真上に来たスマイル号を見届けて札幌を後にしました。
  
 
*  *  *
  
  
今年は佐賀、京都、岐阜、東京、札幌と、いろんな空を飛ぶスマイル号を見てきました。
いろいろあって会えない時期もありましたが、ゴールの北海道で見られて本当によかった。
二ヶ月間のフライトを支えてきたスタッフ、クルーさんに感謝感謝です。
 
とはいえ、僕が見られなかったスマイル号風景はまだまだたくさんあることでしょう。
見たい、と思う。
そんなわけで、来年も会えますように。
  
 
See your smile again!
  
 

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2008.06.15

今日の飛行船スマイル号(石狩市/手稲山)

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朝、離陸前のスマイル号。
 
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今日はゲストフライトの日。ニッセンスタッフが到着。
 
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パイロットがスマイル号に乗り込む。
 
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9:37 マストオフ。

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離陸。
  
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青空へ。

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海沿いを飛ぶ。
 
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石狩灯台とスマイル号。
 
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係留地にて。
 
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手稲山から見たスマイル号。
  
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ゲストフライトが終わって燃料補給。このあと札幌方面へのフライト。
 
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行ってらっしゃい、と思ったら・・・
 
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反転して大接近。
 
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雲の峰。
 
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夕立のような雨がひとしきり降った後、スマイル号が帰ってきた。
 
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着陸。
 
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マストオン。
 
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今日のフライトはこれで終了。おつかれさまでした。
  
 
心配ごとはお天気のことだけ。
気持ちよく晴れた朝、東京とは明らかに違う空の青さに驚かされました。
 
晴れてはいるものの、風は相変わらず吹いています。
飛ぶのか飛ばないのか、気にしながら係留地に行ってみました。
ふわふわと動くスマイル号。係留ポールの下で、宿直(?)のグランドクルーがエンベロープの中のヘリウムをチェックしています。近づいて行って、フライトがあるのか聞いてみると、
「飛ぶよ。9時30分からね」
との返事。これで一気に眠気が醒めました。
 
せっかく飛ぶなら青空の中を飛んでくれたほうが嬉しい。
おまけに今日はゲストフライトの日だから何回も飛ぶだろう。北海道に来たかいがありました。
やがてグランドクルーやニッセンのスタッフがやってきて離陸の準備が始まります。
 
どきどきのお客さんを乗せて、スマイル号はふわりと空に舞い上がる。
やはり飛行船には青空が似合います。
スマイル号は石狩新港の係留地を起点にして、石狩灯台までの海沿いを飛びます。
都会なら追いかけることはできませんが、信号のない道が伸びる北海道のこと。
車でどんどん走り、砂浜を駆ける。そして海の上を飛ぶスマイル号を見ました。
 
せっかく晴れていたので、係留地からも見える手稲山に登ってみることにしました。
標高1023メートル。途中まで車で登れます。
くねくね道を走って眼下に石狩平野が広がりました。係留地までは直線で10km離れています。
目を凝らすと、ごま粒のようなスマイル号が小さく浮かび上がるのが見えました。
 
午後になると雲が広がってきましたが、スマイル号は飛び続けます。
ゲストフライトが終わると、燃料を補給して、再び空に浮かびました。北海道神宮のお祭りをやっている札幌までのフライトです。
 
 
今日が最後の青空でしょうか。 
スマイル号の二ヶ月間の旅も、もうすぐ終わり。

 


 

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2008.06.14

今日の飛行船スマイル号(石狩係留地)

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石狩新港近くの係留地。>地図
 
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風でふわふわ浮いている。
 
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日暮れ時、曇り空の下で。
 
 
お久しぶり、のスマイル号です。
今日は風が強いのでフライトはありませんでした。
 
なんだかんだとばたばたしてるうちにスマイル号は関東から一気に北海道へ行ってしまいました。
僕の心づもりでは、ポンポで東北地方を追いかける予定でしたが、そんな悠長なことはできず、飛行機で北海道入り。
 
今年は台風が来たりだとか、フライトプランがずいぶんと変更されてしまい、たいへんだったことでしょう。
ここまで来れば、ゴールはもう見えたも同然。
スマイル号は北海道の空の下、ほっとして休んでいるように見えました。
 
 
ここには16日(月)までいます。
 
 

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2008.05.29

昨日の飛行船スマイル号(新宿都庁)

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北(画面右手)に帰りかけていたスマイル号が急に向きを変えてくれた。
白いお椀のようなものは西武ドーム。
     
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立川か、国分寺のあたりでしょうか。
 
 
今日もスマイル号まで遠かった。
ハピテラのフライト情報には15時に新宿とあったので、2時半に新宿タカシマヤへ行きましたが、スマイル号は現れません。
一時間ほど待って、もっと高いところへ、と都庁へ上ると・・・

いた!
ずっと新宿からはるか西を小さく北へ泳ぐスマイル号が見えました。
今日もじっと目を凝らして見ているだけ。
次はいつ会えるでしょうか。
 
 

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2008.05.21

今日の飛行船スマイル号(渡良瀬係留地)

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係留地は見渡す限りの緑の中。
 
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スマイル号のまわりには水たまりが・・・。白いトラックは機材を積んだサポートカー。
 
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ふわりふわりと浮いていました。
 
 
絶好の飛行船日和です。フライトスケジュールは出ていませんが、このお天気だったら飛ぶだろう。
と、意気揚々と係留地まで出かけてきましたが、
 
あれ? 飛びそうにない・・・

後からニッセンのSNSを見たら機材のメンテナンスと出ていましたが、雨が影響したのでしょう。
一昨日の夜に降った大雨が、昨日の午後からじわりじわりと係留地を《陸の孤島》にしてしまいました。
 
係留地に通じる砂利道は完全に冠水。
車ならばしゃばしゃと水を跳ね上げたどりつけないことはなさそうですが、歩いて、となるとちょっと勇気がいりそう。
堤防の上から眺めるだけにしておきました。
 
係留地の中ではグランドクルーらしい人が一人だけ手持ち無沙汰な感じでたたずんでいます。
こうなってはすることもなくお手上げなのでしょう。
スマイル号は(遠くから見る限り)外傷もなく、無事のように見えました。
 
しばらくじりじりと太陽が照りつける堤防の上にいると、僕のほかにも飛行船を見に来た人がやってきては、残念そうな面持ちで写真を撮ったりしています。
  
いつものことながら、自然には勝てないのですね。
 
 

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2008.05.18

今日の飛行船スマイル号(戸田/新宿都庁)

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スマイル号発見!
 
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10:34 南西の空
 
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行ってらっしゃい。
 
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新宿都庁からはるかかなたに見えた。
 
 
お出かけしなくても、スマイル号が見られるのは嬉しいものです。
朝、一日遅れのブログをせっせと更新していたら、
ベランダで洗濯物を干していたミチコさんがすっとんきょうな声で、
 
「あっ、スマイル号っ!!」
 
と叫びました。
あわててカメラをベランダに持ち出し、撮る。
ミチコさんは干そうとしていたバスタオルを振る。
日曜日の朝、二人そろって頭がおかしくなったのかとご近所の人に思われたことでしょう。
 
 
午後、新宿まで出たついでに都庁に登ってみました。
「いるよ」
と、またミチコさんが見つけましたが、それは新宿からはるか遠い東の空。
スマイル号はもう新宿に戻ってくることはなく、そのまま小さくなってゆきました。

 
 

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2008.05.17

今日の飛行船スマイル号(渡良瀬係留地)

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11時過ぎ離陸。あー、行っちゃった・・・
  
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スマイル号を待つグランドクルー。吹き流しは《ポケモンのぼり》を使用中。
  
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緑の葦の上をゆっくりゆっくり降りてくる。
 
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着陸態勢。
 
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これから係留ポールへ移動。
 
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ロープをウィンチで巻き上げるNTとは違って人力で飛行船を近づける。
 
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踏ん張りどころ。ポールの真下にいるクルーが、左右正面の三方向のラインに指示を出す。
 
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マストオン。
 
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作業が終わってほっとひと息。おつかれさまでした。
 
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おまけでポンポとスマイル号のツーショット。
 
 
飛行船の係留地はだいたいの場所がわかれば、わりあいすぐに見つかります。
見晴らしのいい場所が多いですし、近くに行けば、大きな丸い物体がどこからでも見つかるものです。
 
関東フライトでもスマイル号の係留地は栃木県の南端、渡良瀬遊水池の《どこか》。
 
おそらく遮るものもない真っ平らな場所だろうと高をくくって、《飛行船どこ》に載っていた情報をろくに見ることもなく、地図も持たずにポンポで出かけました。
何事も舐めてかかると痛い目に遭うものです。
 
渡良瀬遊水池の中にある谷中湖という調整池の端っこに着いて、はるかかなたに米粒大のスマイル号を見つけました。
 
このとき10時半を回った頃。
今日のフライトは12時から18時の予定でした。だから大丈夫だろうと池をぐるりとまわるようにポンポを走らせました。
が、
 
スマイル号の係留地に通じる道がどこなのかがわかりません。公園の中を突っ切ればよかったのですが、県道を延々と走り続けてしまいました。
そして、気がつくと空にはスマイル号が浮かんでいる!
11時過ぎ。予定よりも早く離陸してしまいました。
あー、行っちゃった・・・しばらく脱力。
 
飛行船がいなくなった後の係留地探しは難しいものです。
目印は機材を積んだトラックと係留ポール。これを探すのはたいへんでした。
ようやく遊水池の中を走る砂利道に入りましたが、道の両側は背の高い葦が生い茂り、見晴らしも何もあったものではありません。
 
まるで迷路。
うろうろしながら、水門近くの道に登ったとき、木立の向こうに係留ポールを発見。スマイル号の係留地はスカイダイビングをする人たちのために整地された一角を間借りしているようでした。
スマイル号は飛び立ったあとですのでもちろんいません。
グランドクルーに近づいて、「ハロー。飛行船、モドル、イツ?(英語)」と聞くと、
「さあね。詳しくは知らないんだけど、あと2、3時間後じゃないかな。天気ももちそうだし、わからないね」
とアバウトな返事。
ところが20分後には南の空に小さくスマイル号の姿が浮かんでいました・・・

傾き始めた太陽の光を浴びて、ぶぅーん、と軽い音を響かせてスマイル号が降り立ちます。飛行船の鼻先から伸びる二本ロープを、左右に二人ずつのクルーがつかんで引っ張り合って飛行船を地面に降ろします。
そこから慎重に係留ポールに運んでマストオン。
風が強いと飛行船ごとが飛ばされそう。なによりポールに飛行船の先をつなぎ止めるのは、万年筆のキャップに傘の先端を差し込むようなもの。
のんびり気ままに飛んでるように見える飛行船ですが、グランドクルーの作業を見るたびに《飛行船はたいへんだ》と思ってしまいます。
 
ともあれ、係留作業の一時の緊張が解ければあとはのんびりとした時間が流れ出します。
ふわふわと体を揺らしているスマイル号をのんびり見ている幸せな時間。
 
 


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2008.05.16

今日の飛行船スマイル号(岐阜県輪之内町/六本木ヒルズ)

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一週間ぶりのスマイル号。
 
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係留地へ。
  
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木陰から怪しい男たち・・・ではなくグランドクルーと船長がやってきた。
  
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グランドクルーには女性もいる。
 
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「今日はいい天気だぜ」と話している、ような?
 
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マストオフ。
 
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この日はフェリーフライトの前に10分程度の短いフライトがあった。
 
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どことなくヨーロッパのような田園風景。
 
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今度こそフェリーフライト。
 
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青空の中を・・・
 
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一路東京へ。行ってらっしゃい。
 
 
 
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東京。ミルクを混ぜたような色合いの夕暮れ。
 
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夕陽も輪郭がぼやけて。
 
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朝見た飛行船がここいいる。
 
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ヒルズに接近するスマイル号。「飛行船来たよ!」みんな喜ぶ。
 
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レインボーブリッジとスマイル号。
 
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東京タワーにもこんにちは。
 
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ピンク色の夕空。
 
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進路を北西へ。渡良瀬川までもうひと飛び。
  
  
飛行船を追いかけるには飛ぶのが一番。
しかし、飛行機をチャーターするお金はどこにもありません。
車ではどうか。最高時速は早くても、あいにく日本の道路は飛行船を追いかけるためには作られていません。空を見ながら運転して事故を起こすのも論外。
では、電車なら?
のんびり各駅停車はだめだけど、日本には世界に誇るシンカンセンがある。時速200km超はスマイル号が飛ぶスピードの2倍です。
と、くどくど前置きするまでもなく、一度新幹線での追っかけをしてみたかったのです。(僕だけだろうけど)こんなゼイタク旅行はほかにないと思う。
 
今日のスマイル号は岐阜県輪之内町から栃木県藤岡町へと係留地を移動します。
できるだけ早く追いかけようと、レンタカーは名古屋駅ではなく岐阜羽島駅で借りることにしました。
夜行バスを名古屋駅前で降り、名鉄電車で岐阜羽島(名鉄新羽島)へ。
朝一番で車を借りると、輪之内町の係留地までは約20キロ。30分もかからずに着きました。
青空の下、緑の木立に囲まれて、うずくまるようにしてふわふわ浮いているスマイル号。
立ち入りも規制されていないようなので、スマイル号の近くまで行ってみることにしました。
緑に囲まれた原っぱは、何もないけれど飛行船がいるだけで特別な空間です。
 
この日は、栃木へのフェリーフライトの前に、10分間ほど短いフライトがありました。これは写真を撮る身にすればうれしい誤算です。シャッターチャンスが増えるのですから。
一度着陸したスマイル号は、しばらくしてからまた空にふわりと舞い上がりました。離陸時刻は10時半。
そして今度は振り返りもせず、まっすぐ名古屋に向けて小さくなっていきました。
 
いよいよ追いかけ開始です。
まずは岐阜羽島駅まで戻ってレンタカーを返し、急いで新幹線のホームへ。折よく入ってきた《ひかり》に乗って名古屋まで行き、《こだま》に乗り換えます。
途中でスマイル号を見かけて追い越したなら、駅のホームから撮ろうという魂胆なのです。
しかし、こんな安直な方法は神さまが許してくれませんでした。
新幹線の窓にへばりつくようにして空を見てもスマイル号はどこにも見えず、途中の新富士駅ホームで2時間待ってもスマイル号は現れませんでした。
しかたなく、何も撮らずに東京へ。こんなことなら、スマイル号が飛び立った後の係留地でゆっくりすればよかった。
輪之内町の係留地で出会った人の中には面白い(かわった)人が集まっていました。
車で来て三日間そこに泊まり込んでいるという人や、スーツ姿で出勤前に立ち寄ったという人、夜中に京都から浜松まで新幹線を撮りに行き、そのまま引き返してきたという人などなど。
いったい何が彼らをそうさせているのでしょう。飛行船に取り憑かれた人は普通の人とは何かが違うような気がします。
え、僕?
 
東京に着くと六本木ヒルズへ向かいました。
今までの展望台の上にスカイデッキというオープンエアの展望台が新しくオープンしたので、そこでスマイル号を待ちます。
 
17時。西の空はすべて光化学スモッグのようなガスに覆われていますが、横浜とおぼしき方角の空に小さな丸い粒が浮かびました。輪之内町を飛び立ってから6時間半かけて東京の空にやってきたスマイル号。
美しい緑の野山はなく、見渡す限り大小のビルが広がる東京です。
渋谷、新宿の上を飛び、それから六本木ヒルズをぐるりと回り込むように一周すると、新しい係留地へと再び靄の中へ消えてゆきました。
 
 
一日に二つの場所で同じ飛行船を見る。
これはやっぱりぜいたくだっただなあ。
 
 

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2008.05.09

今日の飛行船スマイル号(輪之内係留地)

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いた! ようやく見つけた。
 
Sky08050910
お休み中です。
 
 
輪の内町に着きました。
輪之内町は東を長良川、西を揖斐川という二つの川に挟まれた町。
最初は長良川沿いの河川敷に行きましたが、スマイル号の姿はありません。
日がどんどん暮れてくるのでミチコさんに電話して、《飛行船どこ》を見てもらうと、掲示板に早くも係留地の情報が載っていました。すごいなあ。
反対側の揖斐川に向かって走ると、堤防の上に丸い白いカーブがちらりと見え隠れしています。
 
 
あっ、いた!
と思わず小さく呟いてしまう。
緑の中州に暮れなずむ空と同じ色の飛行船がちょこんと体を休めていました。
 
なんとか見つかってよかった。
しばらく眺めてから係留地を離れました。
 
お腹がすきました。
 
 
 
*「今日の飛行船」はまたしばらくお休みします。
 

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2008.05.08

今日の飛行船スマイル号(京都市伏見係留地)

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今日のナイトフライトは中止、とミチコさんが教えてくれました。
係留地ではなぜかコバエが大量発生しています。それを補食するコウモリも集まって、ちょっと近寄れません。
暗くなるとスマイル号の明かりが増してくるような気がします。
これでふわりと舞い上がってくれたら、本当にきれいだろう。
 
暮れる西の空には、スマイル号の姿はなく、三日月だけが見えました。
 
 

Bs08050802
 
WTCビルの片隅に置かれていたニッセンのカタログの入った箱。
スマイル号がデザインされていました。
 
 

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